
古いもの、時を経て今に流れ着つくものにはどんな旅をしてきたのか問いかけたくなる。
いくつもの人の手を渡ってきたもの、昔から変わらずそこにあるもの...
作り手として
金属という素材に魅力を感じ、鋳型や大きな機械を使わず一つ一つ金鎚で叩き上げ形成する
昔ながらの「鍛造」という技法にこだわって制作をしています。
硬さと軟らかさを併せ持つ金属は一打一打、一削り一削りに呼応し手の動きを形としてとどめます。
その一つ一つの手の動きを大切に、残った手あとが
人の暮らしや気持ちを豊にするようなモノとなること
モノが人と共に時を経ることで、モノにも物語が生まれることを願って。
形としての美しさ、面白さを求め、手仕事の旅。
2020年、京都市左京区に移転
昔は八百屋さん、その後家具屋さんが倉庫として使っていたという古民家を
セルフリノベーションし工房兼ギャラリーとしております。
ギャラリースペースが完成するまでの間は
店舗としての営業はお休みさせて頂きますが
ご注文などは承っておりますので、気軽にお問い合わせ下さい。